2009年9月30日水曜日

【スプリンターズS】カノヤ、上昇モード!

2009.9.30 05:07 操作メニューをスキップして本文へ

 2年連続でサマースプリント女王に輝いたカノヤザクラが、悲願のGI制覇を狙っている。アイビスSD、セントウルS を連勝して臨んだ昨年は7着。成績的には昨年の方がいいが、「昨年よりもレースぶりに安定感があるからね。楽しみにしている」と橋口調教師は前向き。夏の 重賞を〔1〕(3)(4)着でまとめたことを評価している。

 27日は坂路で3ハロン40秒4-12秒9(4ハロンはエラー)をマーク。 「馬なりの指示だったが、引っ張り切れないくらいの手応え。休み明けのCBC賞から5戦目になるけど、元気がいいね」と橋口師は体調に自信を見せる。昨年 の覇者で、僚馬スリープレスナイトは右前浅屈腱炎を発症して引退。厩舎にとっては残念な出来事だったが、Vに向かって突き進むもう1頭の女傑に期待だ。



【スプリンターズS】カノヤザクラ評価最上級

2009.9.30 05:06
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 実績NO.1の豪州馬シーニックブラストは、サドラーズウェルズ系種牡馬シーニックを父に持つ。本来スタミナ優位の 父系だが、父は2歳時に7ハロンの英2歳牡馬チャンピオン決定戦・GIデューハーストSを勝つなどスピードも十分。母は2400メートルの豪GI2着、1 歳年上の半兄ギルディッドヴェノムも昨年の豪GIレイルウェイS(芝1600メートル)を勝つなど活気ある母系だ。母の父はリボー系のデルガドで底力も十 分。日本で馴染みのない配合だが、上位の評価を与えられる。

 アルティマトゥーレの父フジキセキは、昨年の高松宮記念馬ファイングレインを 送り出した実績がある。母はサンスポ杯阪神牝馬S(当時芝1600メートル)勝ち馬で、祖母スキーパラダイスはフランスで、曾祖母スキーゴーグルは米国で GIを勝っている名門牝系。千二がベストとは思えないが、全体的な質の高さはここでも上位だ。

 満点評価はカノヤザクラ。父は名スプリン ターとして名を馳せ、このスプリンターズSを連覇した。半姉パイアン(父コジーン)はGIII(当時)セントウルS2着、曾祖母サンタロジーナは6ハロン の愛GII2着、その他の近親も欧州の短距離戦線をにぎわした実績がある。祖母の父にサドラーズウェルズが入って、“軽さ”だけの配合でもなくなった。バ クシンオー産駒特有の成長力を加味すれば、昨年(0秒4差7着)からの大幅な前進も可能だろう。

 ソルジャーズソング、ピサノパテックとい う衰えのないサンデーサイレンス産駒2頭は、どちらも配合の質は高い。ただし、本質的には中距離向き。一枚割り引きとする。ビービーガルダンは力強いオセ アニア系の母系だが、ここに入ると全体的な質はやや見劣る印象だ。ローレルゲレイロは軽快さが武器で平坦コースの方が合うだけに、中山では評価を下げた い。

 他では、バランスのいいキンシャサノキセキ、上質なスピードを感じさせるサンダルフォンの2頭に妙味を感じる。(血統取材班)

2009年9月29日火曜日

【スプリンターズS】皇成、キセキで描く最速の夢

2009.9.29 05:04 操作メニューをスキップして本文へ
【スプリンターズS】皇成、キセキで描く最速の夢
9月12日、フォスラス競馬場で海外初騎乗初Vの快挙を遂げた三浦皇成【フォト】

 今週の中山日曜メーンは秋のGIシリーズ第1弾・スプリンターズS。話題は多いが、そのひとつが29日に英国から帰国する三浦皇成騎手(19)=美・河野=だ。騎乗するのはキンシャサノキセキで、勝てばデビュー最速GI制覇記録になる。

3週間の英国遠征を終えて29日帰国する三浦皇成騎手が、いきなりGIでその成果を見せるかもしれない。

 スプリンターズSで騎乗す るキンシャサノキセキは昨年、高松宮記念、スプリンターズSの春秋のスプリントGIでともに2着と能力を示している。オーストラリア生まれのフジキセキ産 駒という変わり種。今年の2戦、オーシャンS、高松宮記念はともに10着と振るわないが、繁殖シーズンが半年遅い南半球生まれだけに、6歳でも衰えはない とみていい。

 三浦はコンビを組むのは初めてだが、調教では乗ったことがあり、「とにかく末脚を生かす。それだけです」とイメージは描けている。

 実際、英国では調教でも乗ったことがない馬ばかりでレースに挑んで好結果を出したのだから、初騎乗はまったくネックにならないはず。日本では考えられない起伏が激しいコースも難なくこなした。

 「陣営の指示に的確に応えるようにしました。この遠征では本当にいい人たちに出会うことができました。それが一番の収穫です」

  とにかく、有意義な遠征だった。レースで騎乗することはできないと思っていたのに、チャンスはすぐに巡ってきた。9月12日、英国西部ウェールズにある フォスラス競馬場で、海外初騎乗初勝利の快挙を達成。持っている運がそうさせたのか、競馬の神様が微笑んだのか。ロイヤルダイヤモンドでの勝利で、あっと いう間に“コーセイ・ミウラ”の名前が英国中に知れ渡った。その後もコンスタントに騎乗機会を得て、騎乗した20鞍のうち人気より下の着順だったのはわず か3鞍と関係者の信頼を勝ち取った。

 「3週間、調教に騎乗するだけのつもりでいました。競馬に乗れるなんて夢にも思っていませんでしたし、まさか勝てるなんて…。これまで携わってきた方すべてに感謝したいです」。19歳の未来ある若者は間違いなく自信をつけた。

  かつて、アレッジド(凱旋門賞連覇)などで一時代を築いた英国の大馬主、ロバート・サングスターは「ジョッキーに必要なのは10%の才能と90%の自信 だ」と語った。スプリンターズSはデビュー最速GI制覇の記録もかかる一戦。たっぷり自信をつけた三浦なら、記録達成の可能性は十分ありそうだ。

2009年9月28日月曜日

【オールカマー】中山の鬼!ゴッホ3連覇


2009.9.28 05:05
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【オールカマー】中山の鬼!ゴッホ3連覇
マツリダゴッホの3連覇をアシストした横山典弘騎手は、“フライングディスマウント”で喜びを爆発させた=中山競馬場(佐藤雄彦)【フォト】

 第55回産経賞オールカマー(27日、中山11R、GII、3歳上オープン国際、別定、芝・外2200メートル、1 着本賞金6400万円=出走15頭)横山典弘騎乗のマツリダゴッホが、“仰天”の逃げ作戦で3連覇を達成。サンデーサイレンス産駒は今年のJRA重賞初V で16年連続となった。2分11秒4(良)。今後は有馬記念で2年ぶりのGIタイトルを目指す。1番人気のドリームジャーニーが2馬身差2着、アタマ差3 着が2番人気のシンゲンと人気サイドの決着だった。

スタート直後に場内がどよめいた。大外の(15)番枠からマツリダゴッホがまさかの逃げ。デビュー以来25戦目で初の戦法でオールカマー3連覇を達成した。この勝利がサンデーサイレンス産駒の今年のJRA重賞初Vで、16年連続となった。

  ゴッホは序盤から果敢に押してハナを主張。前半5ハロン61秒0のスローペースで息を入れながら気分良く走れたのも勝因だ。直線に入ると二の脚を使って再 加速。ドリームジャーニー、シンゲンの追撃を抑えた。JRAの同一重賞3連覇は史上8頭目。中山平地重賞6勝はスピードシンボリ、シンボリルドルフと並び 最多だ。

 「3連覇したゴッホが凄い。スタートからヤル気満々で、行きたそうだったのでひらめいた。札幌記念(9着)の時は反応しなかったけど、きょうはリラックスして、勝負所でも自分でスッとハミを取って走ってくれた。元に戻れば中山じゃ負けないね」

 相棒の強さを再認識した横山典弘騎手はゴールの瞬間、左腕を突き上げて何度もガッツポーズ。記念撮影では、あのデットーリ騎手直伝の“フライングディスマウント”を披露した。息子の好騎乗を18日に他界した父の富雄さんも天国で喜んでいるに違いない。

  「ノリちゃんには“前めで競馬して”って言った。体は増えていなかったがカイバは食べていたからね。有馬記念が目標だけどこんなにうまく行くとは…」。看 板馬の復活に国枝栄調教師も満面の笑み。「間に(天皇賞かJCを)挟むか有馬1本で行くかは考えたい」と次走の明言は避けたが、07年以来の年末GP獲り へ手応えは掴んだ。

 中山で自分の形に持ち込めば無類の強さを発揮するマツリダゴッホ。目標に向けて大きく視界が開けた。

2009年9月26日土曜日

オーロ砂でしまい確実に脚使う/中山11R

ダート転向後、ガラリと変わったオーロマイスター
ダート転向後、ガラリと変わったオーロマイスター

<高木一成の読み切った!!:ながつきS>

 ダートでガラリ一変したオーロマイスターに「読み切った」の高木一成は自信の◎を打つ。格上挑戦の前走しらかばSでも好時計の2着と確実に力を付けており、美浦に戻って馬体がふっくらした今回は、自慢の末脚でズバッと決める。

 ダートでは底を見せていないオーロマイスターの順当勝ちが濃厚だ。芝で勝ち切れず、ダートに転向した途端一気にG1を取ってしまった父ゴールドア リュールの影響が強いのだろう。芝ではデビュー戦で見せた切れ味がなかなか復活することがなかったが、ダートでは4戦中3戦が最速上がり。しまいは確実に 脚を使っている。

 格上挑戦した前走のしらかばS(2着)も直線の伸びは目を引いた。勝ったエーシンモアオバーにうまく逃げられた感じだが、能力的にはオープンでも 通用と感じさせる内容。マチカネニホンバレは本調子ではなかったようだが、直線で楽に抜き去ったネイキッド(3着)が先週のエルムSで最速上がりをマーク して2着に来たことを考えれば、準オープンのここは通過点としたいところだろう。

 北海道では函館でウッド中心の調教だったが、美浦では従来通り坂路併用のメニュー。大久保洋師は「向こうでは少しトモが寂しく感じたが、坂路を乗 るようになってまたふっくらしてきた」と話しており、状態面は万全とみてよさそう。また、ダートの4戦でもっとも行きっぷりが良かったのが大外枠発走で砂 をかぶらなかった猪苗代特別。外枠に入った今回は、前残りを許さない好位で競馬ができそうなのも心強い。

 相手はニードルポイント。中山1800メートルでは、2走前に4馬身差の快勝劇を演じている。休み明けの分がどうかだが、能力的には準オープンの 壁はない。前走圧勝のロラパルーザはゲートに課題があるが、ポンと飛び出せば好勝負が可能だ。馬単(14)=(16)、(14)=(13)、(14) (1)、(14)(6)、(14)(7)、(14)(12)。

 [2009年9月26日8時25分 紙面から]



日刊スポーツの予想です。


信じて買ってみます。


当たってくれ~!!