今週の秋華賞に、タレント、ほしのあきが命名したハシッテホシーノが参戦する。GI初挑戦のオークスはブエナビスタ の前に8着と完敗したが、休み明けの前走は初対戦の古馬を撃破。13日の美浦トレセンでの追い切りは、Pコースを馬なりで5ハロン66秒6、終い12秒3 をマークし、絶好の状態を誇示した。3歳秋を迎えて充実顕著な“ホシーノちゃん”が、1番人気が6連敗中のレースで上位進出を目指す!
話題先行のままでは終わらせない。タレント、ほしのあきが名付け親で、デビュー前から注目されたハシッテホシーノ。オークスは8着に敗れたが、ひと 夏を越してグンとパワーアップ。秋華賞に向けた最終追い切りで、変則日程のためほとんど馬がいないポリトラックコースを軽快に駆け抜けた。「本当に予定通り、すごくいい内容の追い切りができました。春よりも成長を感じるし、体に幅が出たことで走りもしっかりしてきましたね」
見届けた手塚貴久調教師の笑顔が、愛馬の充実ぶりを物語る。異例の火曜日に行われた最終追い切りは、ポリトラックコースで僚馬ワールドコンパス(牡3、 1600万下)との併せ馬。2馬身ほど追いかけて直線で内に併せ、あとは馬なりのままシャープに伸びて5ハロン66秒6、37秒3-12秒3で併入した。 動きの良さもさることながら、今回は火曜日追い切りがひとつのカギとなる。
「レクリエーションのおかげで、うまくいきましたね。なかなか火曜追いはできませんし、メリットがありましたよ」
手塚師がニンマリとしたのも無理はない。通常は月曜が全休日のため、火曜は軽めの調整して、水曜に追い切ることが一般的。しかし、今週は厩務員組合のレク リエーションによる変則日程のため、火曜が全休日となった。基本的には全馬が休む中で、重賞出走馬は馬場入りOKのシステムを生かしての火曜追い。14日 に京都入りすることで、初めての京都競馬場に慣れる時間がじっくりと取れることが、トレーナーの言うメリットだ。
状態面の上積みも大き い。馬体の維持に専念して、「ギリギリの状態」(手塚師)だったオークスとは雲泥の差がある。体には張りがあり、オークス以来3カ月ぶりで古馬と初対戦 だった前走(新潟・三面川特別=芝1800メートル)は前に行く脚を見せて完勝。じっくり間隔を取ったことで、狙い通りの調整が進んでいる。
「前走は内容のある競馬でした。あれを見て、京都の2000メートルなら大丈夫だなと思いました。相手は例年になく強いですが、オークスの差も少しは詰められるかな…と思います。競馬は人気がなくても走りますし、チャンスはあると思っていますよ」
人気のブエナビスタは後方から追い込む脚質。紛れの多い京都の内回り2000メートルなら、付け入るスキはある。話題性というプレッシャーの中、何とか間 に合ったオークスと違い、すべてが青写真通りに運んで迎える秋華賞。心身ともひと回り成長したハシッテホシーノが、虎視眈々と一発を狙って秋の京都に挑 む。
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